
清水寺 様 開山堂厨子
施工概要 | 開山堂厨子修復工事 |
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所在地 | 京都府京都市 |
施工年 | 1997年 |
お客様の紹介
開山堂は、江戸時代初期(16311633年)に再建された建物を、最近解体修理が完成して丹塗りの色も鮮やかです。三間四方、桧皮葺き、入母屋造りの開山堂は繧繝 (うんげん)彩色という手法が施されていて、丹塗りの柱と屋根をつなぐ組み物は朱や緑など五色で彩られていてまことに鮮やかに見られます。
西国観音霊場三十三カ所第16番札所の清水寺は、宝亀9年(778年)に延鎮上人が開山し、その後の延暦17年(798年)に平安時代の武将で貴族であった坂上田村麻呂が創建したと伝えられています。開山堂は清水寺の開山に関わった清水寺の元祖の行叡居士(ぎょうえいこじ)、延鎮上人と清水寺創建の本願 主・坂上田村麻呂を奉祀されています。
