はせがわ美術工芸は、浄土真宗本願寺派本願寺の平成の大修復をはじめ、清水寺、彦根城、唐津神社、太宰府天満宮など多くの寺社の内陣修復や、神輿(御輿)・山車・獅子などの祭具の修復に携わってきた実績があります。国宝・文化財の修復事業は年間10件ほどが進行しており、現在に至るまで多くの知見を積み重ねています。
また、豊臣秀吉が造った「黄金の茶室」を再現した「平成黄金の茶室」、現代風にアレンジした「プラチナの茶室」に代表されるように、伝統技法に基づいた再現模造や特殊な工芸品・美術品の製作にも対応しています。
国宝・文化財の修復は、ご予算や納期、工事の条件などによって最適な手段が異なります。はせがわ美術工芸は、お客様のご要望やプロジェクトの目的に応じて、最適な計画や修復方法をご提案いたします。
文化財に使用される漆技術はここ日本において綿々と受け継がれてきた伝統技術です。それは職人たちの経験による熟練度に支えられた手業であり、使用する材料も自然からの産物であることを特徴としています。その反面一般的な塗装は効率化を目的とし、吹付やローラーによる仕上げ等手業は少なく低コストに特化している技法といえます。
文化財保存修復での漆は伝統的技法とともに国産漆を基本的に使用します。その工程は保存修復の手法によって異なりますが、「本直し」という修復では漆塗り工程だけで36工程あり、その上に金箔押し工程であれば3工程、蝋色仕上げ工程では4工程が漆塗り工程に続いて行われます。
はせがわ美術工芸では国・地方公共団体様や宗教法人様からのご要望に完全にお応えした特殊制作も行っております。
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